私の敗者復活戦 塾の講座御案内へ
「今、何故72歳からの再出発を決意したか。」
1997年ヤオハンジャパンの倒産から4年後の今、和田一夫は新しい形で再出発をいたしました。そんな、和田一夫の現在の夢を今回のテーマ「私の敗者復活戦」に込めてお届けいたします。


和田一夫のコメント
 約2千億円の負債を抱え、(株)ヤオハンジャパンが会社更生法を静岡地裁に申請し、倒産したのは満四年前の平成9年9月1 8日であった。
当時私は同社代表取締役会長として、又国際流通グループヤオハン代表として、多くの関係者の皆様に多大のご迷惑をおかけし た。
 約50社ほどあった海外・国内の関連会社の役職をすべて辞して、損失を与えた会社に全ての私財を差出し、心からのお詫び と共に再出発を決意した。
 天国から地獄の底に突き落とされて再び這い上がって行くことは、困難なことではあったが私自身にとって得難い体験でもあ った。

 私は自分の青果商の二代目から、東証一部上場企業や、国際流通グループを構築した経営体験、そしてこの度の大失敗の 経営体験と、更に現在の復活へのエネルギーをインターネットで日本の経営者の皆様にお伝えしたいと念願した。
 九州工業大学情報工学部を有する福岡県飯塚市はIT関連のメッカであると確信して、家族と共に東京から移住し、新会社を スタートさせたのは昨年5月であった。

 新会社は、九工大出身の20代の若いIT技術者やIT関連の学生達が集まり、インターネット国際経営塾の基礎作りが 進められている。
 九工大の近くにお借りした拙宅にボランティアでIT松下村塾を昨年秋に開講したが、優秀なIT技術をもつ若者達に、吉田 松陰先生の心を伝えたいと、毎月1回4時間の勉強会を続けている。

 若い技術者の力を借りて、私のホームページ「バーチャル和田一夫」(後に「インターネット国際経営塾」 〔URL:http://www.wadakazuo.com/〕に改名)は、昨年5月15日無料開設されたが、その中で赤裸々に何故ヤオハンが倒産 し、失敗したかをQ&Aを含めて270頁のホームページに明らかにした。無料経営相談のホームページは、その後マスコミ等 の取り上げるところとなり、徐々にアクセス数や質問が増加しつつある。その後寄せられた経営に関する質問・回答や私の講演 内容等がホームページに追加され、満1年2ヶ月後の現在では約1000頁になっている。

 私共はこの1000ページのホームページを再編集し、項目別に経営者が問題にぶつかった時、直ちにアクセスして、私 の考え方や経営体験を学ぶことの出来るシステムを研究している。9月末に完成し有料化して10月から有料会員募集の予定で ある。
 この会員募集は、明年中国語版を完成し、明後年英語版を完成することにより、日本とアジアの会員同士がインターネット上 でマッチングし、交流出来るシステムを構築したいと考えている。
 この1年2ヶ月の経営相談の質問を分類すると、(1)夢を実現するには16%、(2)起業14%、(3)アジア(中国) 関連13%、(4)資金繰り13%、(5)倒産4%、(6)その他40%となっている。
 自分のアイデアを実現させるためには、沢山の問題がこれからも出てくることであろう。
 今年6月には1ヶ月で18回にも及ぶ講演を全国各地でこなすという激務であった。しかし、
 「楽しく働く、楽しく学ぶ、楽しく稼ぐ」
をモットーに体当りして楽しくのり切ることが出来た。
私は今、72歳でベンチャー企業を起し、若者達と一緒に楽しく働いているが、私の本当の人生は将にこれから始まると考えて いる。
 私の敗者復活戦は、新しい時代感覚と優れたセンスをもつ若者達のIT技術と、私の心と、失敗体験を一つにして、まさに今 から始まろうとしている。

2001年8月 和田一夫


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