去る2001年8月5日〜11日に4年ぶりの中国(上海・北京)訪問を行いました。
 私の著書である「和田一夫・失敗に学ぶゼロからの経営学」(すばる舎出版)が2001年3月下旬に日本国内にて出版されました。その本を中国語に翻訳したものが今年の8月に中国国内にて「不死鳥」というタイトルになって販売されました。幸運にも、出版に際して今回の訪中のチャンスが巡ってきました。


● 中国訪問の最大の目的として

 1997年(株)ヤオハンジャパンの倒産によって、国内外のすべての役職を辞し、日本にて謹慎蟄居をいたしておりました。そのため、私と中国との間には4年間のブランクがあったわけでございます。

 中国から帰国する以前、私は「21世紀は中国の時代が来るのだ。アジアの中心的存在になるに違いない」と考え、1989年、今から12年前に香港にグループ全体の総本部を移転しました。また1996年には香港から上海に移転し、中国経済が急成長しいよいよ大転換期を迎えるという時期に帰国せざるを得なくなったのです。経営者にとって、次の時代の先見性というものほど重要なものはございません。
「21世紀の中国」に私がかけた強い思いは帰国後でも変わりませんでした。

 今回の訪中で私の経営者としての先見性が確かであったか、それを確かめたい、それが一番の目的でございました。もちろん、私の著書の中国語翻訳版「不死鳥」出版という幸運があったからこそ実現したことでございますが、再度中国の地を踏むことがこんなに早くできたことに非常に感謝いたしております。

● 偉大なるケ小平先生の奇跡を見て

 帰国後4年間、私は我が日本の歴史、経済、そして世界の情勢について学ぶことに集中いたしました。ケ小平先生、サッチャー女史、様々な世界的リーダーの書物を読むと共に、自分の再起を何度決意いたしたことでしょうか。その中でも、私が一番影響を受けたケ小平先生が提唱された「開放政策」について、本当に世界的に通用するのであろうか、ということも確認したい、と考えておりました。

中国語版
「不死鳥・和田一夫」

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